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限定一日のみ!?一般公開日に南池袋遺跡見学へ

先週のとしまガイド育成講座で講師を務められていた、豊島区教育委員会で文化財を担当せれている、I学芸員に、豊島区の地理的考察や歴史を伺ったばかり。今日の日を楽しみしていた。

2023年2月8日土曜日 10時10分 晴れ 10℃
あたたかな日差しで、池袋東口駅からグリーン大通りを歩いている途中でマフラーを外した。
『IKEBUKURO LIVING LOOP』のイベント会場となるグリーン大通りは、サンシャイン劇場で使われていた木材を再利用したストリートファニチャー(家具)があったり、ライトやベンチが多くなり夜は女性でも安心して歩けるよいうになった。

豊島区役所へ向かうと、高いクレーン車が見えてきた。この辺りは2028年完成予定の地下トンネルを工事中。雑司が谷方面は長い間工事している。事業延長は1,400m、既にトンネルは完成していてライフラインの移設工事中。(現地看板より)
高い工事中の壁には見学への案内板があった。今回はその地下トンネル工事の場所ではなく、通称ツインタワーの建設工事場所から発掘された遺跡。2025年には完成予定の地下2階、地上47階建ての共同住宅・子育て施設・高齢者施設・店舗・学校などが入る予定、知り合いも入居を狙っていた物件。後から聞いたが、全く遺跡には興味がないが、やはりそわそわして見学へ行ったそうだ。

10時25分到着。
工事中の白壁の中に入ると、見えてきた遺跡。思っていたよりも広く、人があまりいなかった。テント近くには先に15人くらいがいた。まだ時間よりも早かったが、ヘルメットを着用した方に「お集まりくださ~い」と先導頂き一列に並んだ。「🍏さん」と呼ばれ振り向くと、区の職員さんや🐶さんにお会いし、遺跡前で慌ただしく家族紹介が始まった。I学芸員もいらっしゃって、お忙しいそうだった。「足元注意してゆっくりとお進みください」とガイド案内がスタート。コースを進む。気づいたのだが、前に15人しかいなくてもみんな興奮していて、全然進まない。脇道を急遽スタッフさんが作って下さり、瓦や土製品を間近に見ることが出来た。「ぜひ、触ってみてくださ~い」と、驚きの対応!赤茶色の鳥を持たせて頂いた。塗がされていない素朴な見た目で、触るとあたたかな感じがした。三つ巴紋の瓦があったり、煙管、灯火皿、焼塩壺、焙烙、髪油壺、タイルまであった。

中でも私が気になったのは、先日イケビズ7階(郷土資料館)で開催中の豊島大博覧会で牛乳瓶や野菜のホルモン漬けに使っていたと聞いたばかりの硝子製品の数々。あの硝子もこうやって出て来たのかと、ドキドキした来ました。綺麗に洗われていて硝子の色が優しく見えてきた。

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