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びっくりガード周辺の遊び場

びっくりガードの遊び場

通称びっくりガード。正式名称は、都道池袋架道橋。豊島区の中心の池袋は東西連絡路がなく、北側にあるウイ・ロード、中央には駅構内、南側はこのびっくりガードとなる。

私が通学や通勤で毎日通っていた25年前は、トンネルの西口側には換気扇から石鹸の良い香りがしてくるソープ店と、総菜パンが美味しいヤマザキ加盟店があった。貧乏学生には食パンに目玉焼きが乗ったパンは、最高のご馳走だった。近くの雑居ビルの階段には早朝多くの男女が酷い姿で寝ていたが、池袋に住んでいる身としてはそんなの見慣れてしまい時には起こしてあげたり、水を買ってあげたりもしていた

 

急勾配を抜けて明治通り左手には光麺(デザートのプリン美味しかったな)、ジュンク堂書店奥には屯ちん。池袋にを代表するラーメン店があった。(屯ちんはまだありますね)

東通り入口にはメガネスーパーがあり、当時流行っていた雛形あきこのパープルアイを真似して、私は紫色のコンタクトを買っていた。貧乏なのかお金持ちなのか分からないが、私の20歳前後の写真は、ミニスカートでベリーショート、パープルアイをしていて全くモテなかったが謎に頑張っていた。

就職をして初めて分かる、南池袋1丁目交差点の恐怖。小娘には明治通りと東通りを含む五差路の真ん中で動けなくなった事は、ただただ恐怖で、今でも通る度に思い出す。歩いていた子供の頃には分からない、大人の経験をした気がした。

当時池袋の駅前は朝5時まで営業している店が多く、中でもカラオケ館池袋南口店にはラッセンのイルカのような光る壁画がありオシャレで私達の溜まり場となった。毎日15時間働き、そこから朝まで遊ぶ元気な20代を池袋で過ごしていた。K🍏

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