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地名:大塚の不思議

地名:大塚の不思議

1969年住民表示で誕生。JR大塚駅周辺→豊島区北大塚・南大塚。

1629年名付けられる。東京メトロ丸ノ内線新大塚駅周辺→文京区大塚1~6丁目

豊島区の340年前から大塚を名乗っていたが、新大塚が出来た文京区。

豊島区には大塚と言う地名はなく、あるのは文京区大塚1丁目~6丁目。豊島区北大塚と南大塚は、両町を分断するようにJR大塚駅があり、山手線、湘南新宿ラインが通る。

北大塚1丁目は、学生会館、十文字高等学校、巣鴨警察署、豊島区立巣鴨公園、新旧の名店揃いの折戸通り、すがも桜並木通り入口がある住宅街。

北大塚2丁目は、イロノワヒロバ(大塚駅北口広場)、大塚駅北口前トイレ、都電(東京さくらトラム)の大塚駅前駅、おにぎりぼんご、スーパーよしや、フルーツすぎ、Baビル、都電(東京さくらトラム)巣鴨新田駅、宮仲公園通りがある住宅街。

北大塚3丁目は、豊島区立北大塚公園、出世稲荷神社、西巣鴨橋通り、空蝉橋、空蝉橋通りがある住宅街。

北大塚に残るものを見ても、西巣鴨児童遊園が1992年(平成4年)に北大塚公園とリニューアルした事を除くと、地名の北大塚と名乗る店は新しく出来たコンビニなどで、多くの施設は今なお巣鴨を名乗っている。

大塚駅周辺は、北巣鴨町と南巣鴨町で良かったのでは?と思ってしまう。そして大塚駅、巣鴨駅ではなく、本来は北巣鴨駅・南巣鴨駅、東巣鴨駅・西巣鴨駅なのかもしれない。

北大塚や南大塚が出来る340年間も前から大塚を名乗り、大塚1丁目~6丁目の大きな町を抱える文京区。東京メトロ丸ノ内線新大塚駅の駅名を受け入れ、各所にある素敵な案内板を見ると、静かに大塚名を守っている品格ある強さを感じる。

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